皮膚科で行う自費診療について

皮膚科で受ける診療の内容について、健康保険が適用される保険治療と健康保険が適用されない自費診療があります。
今回はこの自費診療についてご紹介していきたいと思います。

自費診療といえば美容皮膚科で行われる治療であるというイメージが強いかもしれません。
確かに美容皮膚科では基本的には自費診療であるケースがほとんどです。
美容皮膚科は美容的な症状に対する治療を基本として行っています。
美容皮膚科の場合は自費診療の治療しか行っていないところも多いです。

最近では通常の皮膚科であっても自費診療を行っているところも増えてきています。
ですが通常の皮膚科で行う保険治療としては、何かしらの疾病を治療する際に行う治療という内容になっており、薬を使って治療していくケースが一般的です。
ですが自費診療の場合は保険治療で行うことができないような治療も行うことができるので、美容的な効果を求めるのであれば自費診療をお勧めします。
ですが自費診療の場合はどうしても健康保険の適用外となってしまい費用が高くなってしまいます。
すべての治療費用が自己負担となってしまいますので、かなり費用は掛かることになってしまうのです。

ただ自費診療は効果の高い治療を受けることができるという特徴があります。
例えばニキビが悪化してしまい、ニキビがなくなったのはいいけれどニキビがニキビ跡になって残ってしまったというような場合に、レーザー治療で治療をしていくことができます。
レーザー治療は医療行為ですから医療機関、医療クリニックにおいて医師による施術でしか行うことができません。
美容皮膚科で自費診療での治療が可能となっている治療になります。
保険適用外の自費診療ではありますがかなり高い効果を得ることができるという特徴があります。

自費診療はいったいどれぐらい費用が掛かってしまうのかということですが、ケースバイケースですが1回の治療、診療につき5000円以上かかることが一般的でしょう。
大体5000円から50000円といった金額が1回あたりの金額になり、治療内容によって1回につき数万円程度の治療費が必要になってしまうケースも多いのです。
ですので費用的負担はかなり大きいといえます。
どうしても費用的に難しい、費用の負担が大きいとしんどいというような場合には、保険治療を行いセルフケアなどで改善していくという方法があげられます。
高度な治療を望むのであればやはり自費診療が必要になるのは避けられないといえます。