かさつきの原因は?
季節の変わり目になると、肌にかさつきが出てしまうという方はいらっしゃいませんか。
気温の変化や紫外線量が変わると肌が乾燥し、水分が保てなくなったため、かさついてしまうのです。
更に栄養バランスの乱れや年齢も、肌のかさつきと無関係であるとは言えません。
肌の中に含まれる水分量は年を重ねる度に、自然と減っていくものです。
しかし栄養バランスが乱れてしまうと必要以上に水分を失ってしまい、肌のかさつきが出てしまいます。
かさつきはスキンケアで対処できる?
「肌がかさついたらスキンケアで対処できる」と、思われるでしょう。
最近は質の高い化粧水やクリームが多く出回っており、正しい使い方をすれば、かさつきは治ります。
しかしスキンケア製品の中には、目玉が出るほど高いものがあるのも事実です。
また肌に合わない製品を使ってしまうと、かさつきだけでは済まされません。
普段のスキンケアは肌のコンディションを整えてくれますが、肌トラブルの治療にはなっていないのが現実です。
かさつきを予防する方法
肌のかさつきは、ある程度までなら予防可能です。
基本的には肌の水分をしっかりと補充しつつ、栄養バランスの取れた食事を心がけて下さい。
またお風呂は39℃~40℃のぬるま湯で、早く出るようにします。
長湯をしてしまうと肌の水分が出てしまうので、おすすめできません。
また加湿器などを使い、部屋の湿度を上げるのも効果的です。
加湿器がない場合は水を入れたボウルを部屋の片隅に置くだけでも、効果はあります。
かさつきは病気のサインか?
肌のかさつきは、病気のサインかもしれません。
考えられる病名としてあげられるのが、「乾燥性皮脂炎」と呼ばれるものです。
肌が乾燥すると”かさつき”を引き起こしますが、かさつきの症状が酷くなると強いかゆみや水ぶくれを引き起こします。
しかも乾燥によって肌に異常が出てしまうと、かさつきの症状はもっと酷くなるでしょう。
必ずしも「乾燥性皮脂炎」と断定することはできないものの、かさつきは油断できない症状であることは、把握して頂ければとおもいます。
症状が重くなる前に病院へ
かさつきがあまりにも酷い場合は、病院の診察をおすすめします。
「たかがかさつき程度で」と思われるでしょうが、「かさつき程度」が後に重大な病気を引き起こすことになるのです。
金銭面的なことで躊躇している方もいらっしゃるでしょうが、保険がきく範囲の治療ならば問題ないでしょう。
医師は肌の状態や患者の様子を総合的に判断して、適切な治療を行います。
症状が軽い内に病院へ趣き、しっかりとした治療を受けるようにして下さい。